深夜の激痛!痛風の恐怖 2

「尿酸」は「プリン体」の分解で体内で発生する!

痛風の際に値が注目される「尿酸値」とは何なのでしょうか。「尿酸値」は血液中の「尿酸」の量を示すものです。「尿酸」は「プリン体」が体で分解されたときにできる残りカスのようなものです。「プリン体」は常に体の中で生成されているものでもありますが、飲食によって体に入ってくるほうが多い物質です。最近は「糖質ゼロ」とか「プリン体ゼロ」とうたっている食品やビール系飲料も多いので目にすることがあるのではないでしょうか。

体の中で生成されたり飲食物から摂取したプリン体は肝臓で分解されて尿酸になります。血管により体内を流れて最後は尿や便として排出されます。

人間の体で排出できる尿酸の量には限りがある

体内で一日に生産される尿酸はおよそ700㎎と言われています。これに対して一日に排出される量も700㎎です。そして、体の中にためておくことができる量は1200㎎とされています。もし、新たに生成される尿酸が排出量を上回ればいずれ許容量の1200㎎を超えます。一時的に超えてしまったとしても摂取するプリン体量が少なければいずれは排出されていきますが、摂取量が多いことが継続すれば排出量を生産量が上回る状態が続き、許容量を超えた尿酸は血管の中で結晶化し、蓄積していきます。

蓄積した尿酸結晶が「痛風」を引き起こす

蓄積した結晶はやがて何かの拍子に剥がれ落ち、白血球などの体内の免疫細胞が攻撃を開始、炎症物質が出て激しく炎症を起こした結果激痛を引き起こします。

足の親指の付け根や足の甲、ひざなどに特に蓄積しやすく、中でも特に足の親指の付け根が有名です。「風が吹いても痛い」ことから「痛風」と名付けられたというのがよく聞く説ですが、私の感覚では「風なんか吹かなくても激痛、何もしなくても激痛、何もできなくなる激痛」です。

「痛風」は一時的な発作

「痛風」は血液中の尿酸値が高い状態が続いている状態の「高尿酸血症」による発作です。私の場合は2か月以上の長きにわたり発作が続いていましたが、通常は3,4日、長くても2週間くらいで収まるようです。痛みが治まり、炎症もなくなり通常通りになります。しかし尿酸の排出量に限界があることは変わらないため、生活改善をするとか、投薬治療をするなどせずに放っておくとまたいずれ同じ発作を起こすことになります。多くは半年から1年くらいの間に再発してしまいます。徐々に発作を起こす間隔が短くなり、いずれは常に炎症が起こって腫れや痛みが続くようになります。

コメント